君にティアラ
あたしはその姿をただ見つめてた。

どうしよう、あたし穴があったら入りたいかも…。

あたし、頑張ってるけど、それがおかしな方向にいってるのかもしれない。

胸の底が、どんどん重く冷たくなっていく。

あたしは真菜みたいに可愛くないし。

そっか。

あたし、可愛くないからあたしが今日ここに来るの、健吾もあんまり良い反応しなかったのかな。

あー…段々落ち込んで来た。

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