君にティアラ
「大丈夫だよ、良い人だしー。それに果穂、彼氏作って、あんなヤツのこと忘れちゃいなよー」
真菜は先輩とのことを知ってる。
まあ確かに彼氏でも出来て、恋でもすれば忘れられるのかもしれない。
だけど、今はまだそんな気分じゃない。
「ねー、果穂ー」
真菜が両手の指を組み合わせて小さく首を傾げる。
お願いのポーズ。
「ダ・メ?」
気分じゃない、けど…。
…あたしはコレに弱かったりする。
真菜は先輩とのことを知ってる。
まあ確かに彼氏でも出来て、恋でもすれば忘れられるのかもしれない。
だけど、今はまだそんな気分じゃない。
「ねー、果穂ー」
真菜が両手の指を組み合わせて小さく首を傾げる。
お願いのポーズ。
「ダ・メ?」
気分じゃない、けど…。
…あたしはコレに弱かったりする。