抹茶ミルク

来

飯吉　深咲（ｲｲﾖｼ　ﾐｻｷ）　中学1年

深咲は中学1年の2学期にこちらへ転校してきた。

親の事情で転校しなければならなかった。

前のところよりも田舎で静かなところだった。


転校する前の学校はとっても荒れていた。
深咲は純粋でかわいい女の子だったため、校内で1番かわいいといわれていたほどだった
だから、よってくる男も多かった。

深咲に近づいてくる男はちゃらついた怖い男ばかりで深咲は男性恐怖症になってしまった。



そのため、深咲は父親にしか心を許していない。



～今～

深咲はまだ着なれていない制服を着て新しい学校へと向かう。

「新しい転校生だ。仲良くしてやってくれ。」


「よろしく・・・お願いします。」

「じゃあ、飯吉は松山の隣の席だ。」

「・・・どこですか？？」


「はーーーい！ここだよ～」


・・・なんだか、不思議な人と隣になってしまった。

これが手を挙げた松山という人を見た、私の第一印象


前の学校には少なかった染めてないこげ茶色の髪

髪の色にあう幼げな顔をこちらに向け、ニコーと微笑んでいる。