『サヨナラの向こうにあるもの』



そして、もう一枚、初めて会ったあの日に写した、
優二と私の写真が入っていた。



私は声をあげて泣いた。
身体を震わせ 大声で泣いた。






優二 駄目じゃない。





時を越えて、形を変えて、もう一度優二に
会うなんて。




ずるいよ 優二・・・

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