『サヨナラの向こうにあるもの』
優二、私は大人になったでしょう。
優二はもう歳をとらないけれど、私はここで“永遠”を見つける。
泣き疲れ、鏡に映った私に、私は言う。
「わたしは マリエ。生意気な女」
そうだよね 優二。
こんな私に会いたかったはずだよね。
優二のことなど愛してないと思っていた、生意気なマリエに。
優二、 優二・・・
二度目のサヨナラだよ。
サヨナラの向こう側から、笑って私に手を振って。
バイバイ・・・
私の優二・・・
ー完ー
最後までお読みいただき ありがとうございました。
感謝します。
☆水恵☆