『サヨナラの向こうにあるもの』
冬弓は美しいハーモニーで 10曲程を披露し、久々にファンの前に姿を見せた。
歌声は色あせることなく、切なく、心に響くものだった。
こびた微笑みなど決して見せる事なく、それはファンにとって懐かしいオーラだった。
私はそのライブで冬弓を知り、踏み込んではいけない危うい何かに魅了されていった。
「ねぇ優二、冬弓さんっていくつ?」
「35
シブイだろう。
5年くらい曲作りしててさ、いろんな人に提供してたんだ。」
歌声は色あせることなく、切なく、心に響くものだった。
こびた微笑みなど決して見せる事なく、それはファンにとって懐かしいオーラだった。
私はそのライブで冬弓を知り、踏み込んではいけない危うい何かに魅了されていった。
「ねぇ優二、冬弓さんっていくつ?」
「35
シブイだろう。
5年くらい曲作りしててさ、いろんな人に提供してたんだ。」