ルームメイトは悪魔サマ…


と言って旬榎は去っていった。


何やあの人…。


めちゃくちゃ言い男やん。


何であんな、余裕なん?


あんな低レベルな事ぬかして俺、子供や…。


何か一歩もってかれた気ぃするし。


悔しいけど…。


ほのかが好きなの分かる…。


「ほのか俺、負けへんからな!!」


「え?」


「いつ何ときでも、さらってくから覚悟しぃや!!」


ほのかは呆気にとられていた。


当たり前や…。


いきなり、そないな事言われたらびびるッちゅうねん。


でも、俺は容赦しなかった。


毎日、ほのかを拝みに行った。


連れ回したのも事実。


ほのかの友は怖いっちゅう事も知った…。



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