ルームメイトは悪魔サマ…
わたしの気持ち
ほのかside…
「ハァハァッ!」
私は花園会(カエンカイ)と書かれた大きな扉の前まで来た。
ゴクリッ
恐怖が襲う。
この扉の向こうに何が待っているのだろうか?
汗ばむ手を握り締め震える手で扉のドアノブに手を掛ける。
目を閉じ、呼吸を整え扉を開く。
ギィー…
冷たく思い戸を開ける音が虚しく響く。
完全に開いた扉の向こうには光が無かった。
長く続く机に100名ほどだろうかもっとだろうか。
笑み一つ見せずに薄暗い部屋に女性徒が腰掛けていた。
机の先まで見えないが一人、咳込みながら笑っている子がいる。
桜樺と呼ばれる人だろうか。
「ご無理をしないで下さい!」
突っ立っているほのかの耳に度々彩芽のそんなセリフが聞こえる。
「大丈夫よ。
コホッコホツ。
ふふふふッあはははッ」
不気味な笑い声が響くと同時に扉が大きな音をたてて硬く閉ざされた。
「ハァハァッ!」
私は花園会(カエンカイ)と書かれた大きな扉の前まで来た。
ゴクリッ
恐怖が襲う。
この扉の向こうに何が待っているのだろうか?
汗ばむ手を握り締め震える手で扉のドアノブに手を掛ける。
目を閉じ、呼吸を整え扉を開く。
ギィー…
冷たく思い戸を開ける音が虚しく響く。
完全に開いた扉の向こうには光が無かった。
長く続く机に100名ほどだろうかもっとだろうか。
笑み一つ見せずに薄暗い部屋に女性徒が腰掛けていた。
机の先まで見えないが一人、咳込みながら笑っている子がいる。
桜樺と呼ばれる人だろうか。
「ご無理をしないで下さい!」
突っ立っているほのかの耳に度々彩芽のそんなセリフが聞こえる。
「大丈夫よ。
コホッコホツ。
ふふふふッあはははッ」
不気味な笑い声が響くと同時に扉が大きな音をたてて硬く閉ざされた。