ルームメイトは悪魔サマ…
減点のプレッシャー
「あぁどうしよぉ!」
只今、私ほのかは慌てています・・・。
7時には全員がそろって玄関に立っていないといけないのですが
時間に余裕はあるけど、焦ってしまって上手く髪型がまとまりません。
「ほのかチャン入るよ」
佐希がほのかが5時に起きたのに中々出てこないので部屋に入って来た。
「・・・うぅ・・・助けて下さい」
「プッ」
ほのかの髪型に思わず噴出してしまう佐希。
「よかったぁ」
何とか佐希の助けによってまとまった。
「全くしっかりしろよ」
麗は相変わらず悪魔的。
「まぁまぁ」「ほのかのそんな馬鹿のとこが」「面白いんだから」
そう言ってかばっている、羽守希と水輝も相当、楽しんでいる。
「ところでほのか、お前マナーは覚えたのか?」
「ちょっと覚えた・・・。えっ?」
5人はニヤニヤと笑っている。
「フッ・・・くくくっ」
そして、特に小春が笑っている。
「・・・言ったの?」
「こんな面白いネタ無いでしょ?」
(最悪だ・・・)
5人にバレてしまった。