ルームメイトは悪魔サマ…
「佐和ちゃん芳乃先輩おはよう」
彩芽達のせいでピリピリしていたほのかの気持ちも晴れやかになった。
「ほのかさん、他の班との私語は謹んで下さい。
次は減点をしますよ」
鬼神は立ち止まり、そう言うとほのかを鋭く睨みつけた。
「佐和さん芳乃さんも同じですよ・・・」
佐和達の監視官の女も鬼神に続いた。
「すいませんでした・・・」
佐和と芳乃とほのかは息を合わせて鬼神達に謝った。
満足したかの様に鬼神は歩を進める。
ほのかは渋々、リア・プリンス達が歩いているA5班の列に戻った。
「・・・バーカ」
ほのかの耳元で麗がニヤつきながら言った。
(ムカつく・・・)
ほのかは地味に苛立ちを覚えた。
「着きました。
1限目はここで音楽的教養を見るためにベートーヴェン作曲第14番ハ短調月光を弾いて貰います。
3回、音を外す毎に一点減点をいたします。
中へお入り下さい」
鬼神の手招きによって、グランドピアノが6台並ぶ音楽室へと入った。
彩芽達のせいでピリピリしていたほのかの気持ちも晴れやかになった。
「ほのかさん、他の班との私語は謹んで下さい。
次は減点をしますよ」
鬼神は立ち止まり、そう言うとほのかを鋭く睨みつけた。
「佐和さん芳乃さんも同じですよ・・・」
佐和達の監視官の女も鬼神に続いた。
「すいませんでした・・・」
佐和と芳乃とほのかは息を合わせて鬼神達に謝った。
満足したかの様に鬼神は歩を進める。
ほのかは渋々、リア・プリンス達が歩いているA5班の列に戻った。
「・・・バーカ」
ほのかの耳元で麗がニヤつきながら言った。
(ムカつく・・・)
ほのかは地味に苛立ちを覚えた。
「着きました。
1限目はここで音楽的教養を見るためにベートーヴェン作曲第14番ハ短調月光を弾いて貰います。
3回、音を外す毎に一点減点をいたします。
中へお入り下さい」
鬼神の手招きによって、グランドピアノが6台並ぶ音楽室へと入った。