ルームメイトは悪魔サマ…


と言って色気のある顔で紙を引き抜いた。


「ではでは理事長読んじゃって下さい!!」


「え~と、今回はロシアンル~レットよ。


何々、苺大福の中に激辛物質を混ぜてぇ全員が手にとって食べて行く。


激辛を食べた人はリタイアしてってぇ。


最後に残った人が優勝になるゲームだってぇ。


今回も面白そう★」


理事長は楽しげに読み上げた。


「相変わらず抜けてるぜバァバァ…」


麗は頭を抱えて呆れている。


「では選手発表の方を始めさせて頂きます」


そしてドンドン発表されて行き…。


「A5班、代表選手…


小日向ほのかさん」


(やっぱり私か)


ほのかは自分がなる事を分かっていた。


美智の事だほのかが選手なる事に違いない。
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