お題小説

「…っ……どうして?」





あの時も私を庇って……





真っ赤に染まったあなたをみて




なかなか目を覚まさないあなたが不安で








「今度こそ、私があなたを守るって決めたのに」










「……た」






か細い声なのかもわからない声が聞こえて




私の頬に触れていた手から



力が抜けた



















その意味は










誰に言われなくても解っている








ただ



信じることはない









アナタガイナイ





それだけは









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