Tales of Love
それから十日あまりが過ぎた日
「美里ちゃん、ついに情報が入った!A県a市とB県b市の病院に大森正輝っていう名前の人が入院してるらしい」
「本当!?」
「ああ、でも名前しか分からなかったからどっちもテルじゃないかもしれないけど」
「ダメで元々なんだし、今度の土日を利用して行ってみようよ、カズ君大学推薦決まったから大丈夫でしょ?」
「まぁ大丈夫だけどa市とb市だったら結構遠いから泊まりがけだな。さすがに二人だけってのは…ね」
「じゃあ京子ちゃんも誘って行こ。私が病院に確かめに行ってる間は二人でデートでもしてて。」
「え?京子も連れてくの!?」
「嫌なの?」
「や、嫌ってわけじゃないけど…」
「もうじれったいなぁ。行くの?行かないの?どっち?」
「い、行きます、行かさせていただきます!」
「よし決定!じゃあ京子ちゃんには私から話しておくから」
「はぁ…俺三年なのに…」
美里のプレッシャーに押されっぱなしのカズであった。
「美里ちゃん、ついに情報が入った!A県a市とB県b市の病院に大森正輝っていう名前の人が入院してるらしい」
「本当!?」
「ああ、でも名前しか分からなかったからどっちもテルじゃないかもしれないけど」
「ダメで元々なんだし、今度の土日を利用して行ってみようよ、カズ君大学推薦決まったから大丈夫でしょ?」
「まぁ大丈夫だけどa市とb市だったら結構遠いから泊まりがけだな。さすがに二人だけってのは…ね」
「じゃあ京子ちゃんも誘って行こ。私が病院に確かめに行ってる間は二人でデートでもしてて。」
「え?京子も連れてくの!?」
「嫌なの?」
「や、嫌ってわけじゃないけど…」
「もうじれったいなぁ。行くの?行かないの?どっち?」
「い、行きます、行かさせていただきます!」
「よし決定!じゃあ京子ちゃんには私から話しておくから」
「はぁ…俺三年なのに…」
美里のプレッシャーに押されっぱなしのカズであった。