ラヴシンドローム~意地悪なkiss~
 
ブラを外すのは手慣れたもの。


素早く背に手を回してホックを外す。


レースがたくさんあしらわれた白のブラ。


「こっちはエロいのつけてんのな」


まだ発達しきっていない胸を愛撫すると、花梨の体がピクリと震える。


「あっ……ンンッ……!」


再び花梨の口を塞ぐ。


「……隣りの部屋、逢いるから。

声、出すな」


潤んだ瞳で花梨が俺を見る。


あー……やばいかも、俺。


花梨の体を今までしたことがないくらい優しく愛撫する。


お互いの吐息が熱くなってきた頃、俺は自分のベルトに手をかけた。


「初めてか?」


俺が問いかけると、花梨は小さく頷いた。


「……優しくするから、力抜いてろ」


部屋に響く、カチャカチャというベルトの音……。


 
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