小悪魔的恋愛論
「もしかして…岡崎…くん…!?」
「は…花崎!?」
そのイケメンは、岡崎くんでした。
全くの別人なんだけと!!
「凄い!!イメチェン?」
「うん、まぁ…そんな感じ…。」
「その髪型、凄い似合ってるよ。」
「あ…ありがと。」
岡崎くんは照れくさそうに頭を触りました。
顔真っ赤にしちゃって…
只のガリ勉くんだと思ってたけど、可愛い所あるじゃん♪
コレなら、皐も惚れちゃったりして…
「あ…あのさぁ…。」
「ん?」
「水族館のチケット貰ったんだけど、今度の日曜日、一緒に行かない?」
「え!?」
水族館!?
デート!?
「俺と日野原と花崎と…あと、もう一人男子誘って…。」
何コレ!?
ダブルデート!?
そっか!!
2人っきりは気まずいもんね。
「うん、いいよ~♪」
私は勿論、即OKした。
あと、もう一人の男子…
誰誘おうかな~?
そう考えてた時、後ろで誰かが肩をポンポンっと叩いた。