愛され彼女
なんかっなんかエロい格好――…。
和人はあたしの両足の間に入って和人の手はあたしの後ろの壁に学ランの裾を持ってついている、そしてあたしの手は和人の背中に…。
和人の唇があたしの額、まぶた、鼻、頬の順にふってくる。
そしてあたしの唇をとらえると今度は少し強引にあたしの口内を和人の舌がかけまわった。
あたしもこたえようと和人の舌に自分を絡ませてみる。
そのあまりの和人のキスの気持ち良さに酔いそうになっていく。
ここを教室だと言うことも、みんなが聞いているということも気にならない。
和人が突然唇を離して肩で息をしながら
「離したくねえし、とまらない」
なんて言う和人のセリフにこっちが恥ずかしくなった。