愛され彼女

海に足を入れるとすごい冷たい水に驚いて足をひっこめた。暑いからちょうど良いんだろうけど……。



「和人ー！早く入ろうよ」



目を離したすきにいつのまにか律はもう海の中にいるし。浮輪をもって。



俺も我慢して海に入ると意外にすぐ慣れて気持ち良かった。



浮輪に入ってる律に近づいて俺は浮輪に腕と頭だけを乗っけてばた足で律の足が届かないとこまで行く。


「ちょっ！和人！足つかない」


「浮輪あんだから大丈夫だって」


まだ慌てる律。可愛いなあ！なんて思いつつもまだ浅い場所には行ってやらない。



「和人！」