先生に一途な想い
何で楽しそうに話してるの?




何でわたしを指さしてるの?




意味分かんない…っ↓↓










ショックを受けたからか




30メートル以上の記録が


出なかった。







最悪…。もう嫌だな……。









ハンドボール投げが終わった後は



さっきのことを忘れたかったから



他の競技がむしゃらに頑張った。





頑張った甲斐があって



ほとんどの競技が10点という


満点が取れた。







ー昼休みー


「のぞみ、凄いよねっ♪
ほぼ満点だし~!」


りなに言われて「えへへ。」


と、わたしは照れた。



するとその時。




「のん~!お疲れ。」


りよが話かけてきた。



……さっきの光景が鮮明に


思い出される。



りよとは仲が良いから


先生のことを話している。



なのに先生と楽しく話してさ。



ぶっちゃけその場で


わたしはキレたかった。


だけど「うん…お疲れ…。」


と冷たく言い放った。



普段は仲良しだけど今は


りよと話したくなかった。

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