先生に一途な想い
わたしはうつむいて自分の

した過ちに怒りを感じた。




どこまでわたしは馬鹿なの?






今にも泣きそうだったとき…



わたしの前を先生が歩いてくる。



こんな顔で会いたくないな。



「りな…わたし教室入るね!」

と言って一歩教室へ入った瞬間


腕をグッと引っ張られ廊下へ再び出た。



「山本先生!!
のぞみが英語全く分かって
ないから教えてあげて?」


りなが憎めない笑顔で先生に

話かけていた。



…わたしより、りなの方が英語


分かってないじゃん!(笑)



「吉和、分からないんか?」
先生はわたしの顔をちゃんと見て


真剣に聞いてきた。


「うん。分かんない…↓↓」

「今日俺のクラスで英語の
質問教室をやろうと思って
いるんだけど☆★
お前…絶対にこい!!」











なぬ?!





強制参加ですか……?





でも嬉しいや♪
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