先生に一途な想い
「吉和?急に暗くなったな。(笑)」


先生はいじわるだよっ!


わたし仮定法は苦手なのだよ?



「暗くだってなりますよ…。
仮定法…意味分かんないし!」


「そのために俺が居る!
頑張って理解するぞ☆」



先生……カッコ良すぎだよ。



胸の奥が締め付けられるような

カッコ良さでした♪♪




「よし!少し席移動しよ!」


そう言って先生は立ち上がった。






ん?席移動って……



先生どこ行く気なの??



と思ってみていたら


ただ単に椅子をわたしの真横に


引っ付けただけでした。



先生はわざとしてないとは思うけどね。



好きな人がそんな近くに居たら普通


勉強どころじゃないでしょ?



近すぎて恥ずかしい//~




だってね。




先生の椅子とわたしの椅子が


ピッタリとくっついてんだよ?




先生意味分かんないよ。






何でこんな事するのかな?








「よし↑仮定法始まり~☆」


………先生により、勝手に授業が始まった。
< 78 / 161 >

この作品をシェア

pagetop