その時恋は動いた。
何父親が地球人…?
みんな地球人でしょうが!
あ、もしかして
母親は関西人とかいう奴?
突っ込んじゃったよから
続きが聞けなかったじゃない
「俺のことは好きに呼んでください」
ま、家族とか関係ないか!
私はこの人が好きなのは
変わりないんだから☆
「少年」
「ちょ、まめこ。結局貫くの?それ」
「…呼ぶ機会があるかなあ?」
「ひいこ、クラスメートだよ!?仲良くなろうとか少しでも思おうよ!!」
「東小金井くん」
「あ。セレブさん普通だ。さすがこういう時は学級委員だ。」
「下僕」
「自重しろぉぉォォォ!!あくまで先生でしょうが!!」
………ん?
みんなの視線が…
あ!私の番なのね!
「悟くん☆…よ、よろしくね!」
私は名字で呼ばれようとも
こっちは名前で
呼んでやるし!
いつか私も名前で
呼んでもらうんだから!
その日まで
がんばろう。
--一話Fin.--
→二話につづく