(話術師外伝)『嘘つきウサギ』
うさ美:「どういうことかしら?」
いきなり、現れて私の『本名』をばらしてくる戦国さん。
別に、ゲーム管理者なんだから、私がキャラ登録するときに使った「名前」ぐらい知っていて、当然だろう。
だけど、どうして突然・・・。
戦国:「別に、一から説明したほうがいいかな?」
くっ・・・やっぱりバレていたのか!?
でも・・・・どっちだ?
うさ美:「いいや・・・別に・・・。」
戦国:「そう・・・ならいいのだけど・・・。今後はくれぐれも注意してくれよ。次にやったら、容赦しないから・・・。」
戦国は、それだけ言うと画面から去っていった・・・。
・・・・容赦しないだって?
笑わせるなよ・・・。
私を誰だと・・・・・・・・・って、なんで、私は冷や汗を流しているんだ?