(話術師外伝)『嘘つきウサギ』
うさ美:「ふざけてないで、答えなさい!!目的はなんなのよ?」
恐ろしい・・・。
はっきりいって、私の直感が教えてくれている。
こいつ・・・かなりヤバイ・・・・・・。
劉備:「やれやれ、君は僕が想像していたより、だいぶ短気な女性なようだな・・・。それでは、いい男も逃げてしまうぞ。」
ほっとけ
だいたい、これでも『結婚詐欺師』だぞ。
いい男ぐらいいくらでも、捉える・・・。
うさ美:「こたえる気がないなら、別にいいわ・・・あなたとは話ができないということがよく、分かった。」
これ以上、こいつと話す必要なんてない。
所詮は資産家の道楽に付き合わされただけか・・・。
まったく・・・そんなことのために、一月も部屋にこもってゲームをやっていたとは・・・。
我ながら悲しくなってくる・・・。
劉備:「それが、短気だというのだよ。うさ美くん。冷静に考えてみたまえ。僕の目的ならメールで説明しているはずだ。ワザワザこの場で説明する必要がないと思ったから、言わなかっただけだ・・・。それぐらいで僕のことを見下すのは辞めたほうがいい・・・そもそもなぜ一月も連絡を取らなかったのか、君はそこにマズ注目すべきなのだよ。」
・・・・・・・・?
なにを言ってる?
・・・・・・しまった!