(話術師外伝)『嘘つきウサギ』
うさ美:「何ですって・・・?」
頭が一瞬、真っ白になるのを感じだ。
こいつ、今何を言った?
キララ・・・だって?
あの子が何をした?
一般人だぞ。
この戦争には、何の関係もないか弱い女性のはずだぞ。
劉備:「動揺しているのかね?」
うさ美:「殺すわよ。」
嘘ではない。
本気ででた言葉だった。
万が一、そんなことをやってみろ。
オマエが何者であろうと、ありとあらゆる手段を使って、殺してやる。
絶対にだ!
劉備:「冗談だ。僕はそこまで外道ではない。ただ、もし彼女を付けねらうものがいるとしたら、日本史ナンバーのほうだな?」
うさ美「戦国が?」
劉備:「彼は紳士だよ。だが、彼の直属の上司はそうとは限らない。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戦国の直属の上司。
・・・・・・・・『軍人・室町』・・・・。
日本史ナンバーの中で「言葉」ではなく、絶対的な「力」を持っている、『暴力者』・・・。
あいつが・・・・・・・出てくるというのか・・・?