(話術師外伝)『嘘つきウサギ』
戦国「・・・・・・・・・・まさか?」
ようやく、気がついたか、愚か者。
うさ美「・・・名前で騙された。いえ、あなたは過去に「この名前をした彼女」のチートを一度、破っているからこそ、油断したのね。」
・・・そう。
私が、「うさ美」だという証拠はどこにもない。
うさ美と、名乗っているからと言って、あの「うさ美」だとは、限らない。
愚かな・・・。
私の下に、こんなにも愚かなナンバーが存在していたとは・・・。
戦国「オマエは・・・」
言うと、私は一度自分のデータを切り、「本来の自分の名前」で、彼の前に現れる。
弥生「戦国、あなたは決してやってはいけないことを口にした。やってはならないことを、やってしまった。」