(話術師外伝)『嘘つきウサギ』

 うさ美「二人がかりとは・・・光栄ね・・・。」


 全身に冷や汗が、浮かびでた。


 二人がかり・・・しかも、大和に弥生・・・?


 冗談じゃない。


 この状況で、どう逃げられるというのだ。


 大和「そこまで、オマエの力が認められたんだ。光栄に思ったら、どうなんだ?可愛げのない。」


 冗談。


 うさ美「私を消すの?」


 この状況では、そんな発想しかでてこなかった。


 冷や汗が止まらない。


 助けて・・・。


 誰か・・・助けて・・・。


 弥生「まぁ、そう考えるのも無理はないわね。でも、あなたの力を私たちは高く評価しているのよ。」


 大和「あぁ、あの凡骨劉備が集めたメンバーの中では、君は郡を抜いて、切れる存在だ。」


 弥生「簡単に消すには、もったいないわね。」


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