(話術師外伝)『嘘つきウサギ』

 大和「どこにだね?」


 ・・・どこにだって?


 うさ美「逃げ道を、追いかける側に教えるわけないでしょ?」


 大和「・・・・・驚いた。」


 弥生「まったくね・・・。」


 ・・・どういうことだ。


 うさ美「何が言いたいのよ」


 大和「我々が、本当に君程度の存在を追いかけると思ったのか?」


 くっ!


 こいつ!!


 うさ美「馬鹿にするのもいい加減にして!」


 ついに、切れた。


 分かっている。


 やすい挑発だって分かっている。


 乗ったら負け、だというのも分かっていたのに、思わずでてしまった。


 くそ!


 消されるのか・・・私は・・・


 キララ「それぐらいにしたら、どうなの?」


 !!


 その名前は突然出た。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キララ・・・・・。


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