風待ちの裏庭
道路で移動式パン屋さんが宣伝用に流していた曲に惹かれました。
『♪みんなのおいしいパン屋さん ―中略― パンーパンー(←ここだけ何故か男の声で重低音)』
ツッコミどころ満載のパン屋さんの曲に感化された羽山の耳は、そのまま脳へととんでもない変換が始まります。
それが『一週間カラスとの食事に負けた墓守りくんは空腹のあまり、墓参りに来た少女(ヒロイン)の食糧のパンを強奪する』です。
それが墓守りくんとヒロインの出会いでした(笑)
ボツにするのが惜しかったので、現在の話にしっかり使いました。
主人公とヒロインのそんな出会いのネタを友達に言うと爆笑され、
友達「そのネタでコメディを書くの?」
羽山「まさか。シリアスだよ(真顔)」
友達「……そのネタで、どうシリアスに転がすのよ」
羽山「それを如何に真面目っぽく書くのかがポイントなんだよ、お嬢さん☆」
ということで、話の筋を考えることになったのですが、考えていくとどう転んでもコメディにしかならなくて、シリアスに出来なかったので一時封印。
そして、3ページ目に至ります。
封印したおかげで、しっかりシリアスになり(←失笑)、今、如何にギャグネタをシリアスに書こうかを試行錯誤中です(笑)
――以上、『公爵の娘〜』が出来るまででした♪
次は……どうしようか(えっ)
思い浮かばないというか、章ごとの裏話を書くとちょっと話すとマズイネタがあるので、それはまた完結した時に……。
なので、キャラクターごとの短編でも書いてみようかと思います♪