Last Game〜過ぎ去りし日々〜
季節は夏になってた。




今日も、xとかyとか呪文みたいに聞こえる授業を受けながら、俺は窓の外をボーっと見てた。




グラウンドに見えるマウンド。




あの日以来俺は、よく野球の事を考える様になってた。



自分の中で、野球をしたいっていう感情が強くなってる。





でも浮かんでくる過去の記憶。




もぉ自分のせいで他の仲間に迷惑をかけんのは嫌や。




なんも気にせずに入部届けを書けばいい話やのに。



俺の心は揺れてた。
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