Last Game〜過ぎ去りし日々〜

「あいつ守備も肩もえぇんかい…」


いい意味で呆れた様に弘貴のバックホームを捕球した興毅が呟いた。




こりゃとんでもない奴らが入ってきたな…


興毅と同時に監督である関口も心の中で呟いた。



「おっしゃー、まだまだ行くぞー!」



その日から開山高校野球部は生まれ変わったかの様に活気に満ち溢れていった。



ちなみに俺は夏の残暑が残る中、本間に走り込みだらけの毎日となっていた…
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