ワケありSMごっこ
「素直じゃないヤツには、お仕置きが必要だなっ」
言ってニタリとイヤミな微笑を浮かべた創が、
わたしのセーラー服の裾を素早く捲り上げた。
有無を言わさず露わになった下着を、
「やっ! ちょっと!」
慌てて両手で隠そうとしたら、
「邪魔すんなっ」
超冷静な顔で腕を押さえつけられてしまった……。
「半年は待ってやったんだ。潔く俺に貰われろっ」
創と同じクラスになって半年。
なんやかんやで、唇だけで交わしてきた貞操の危機が、
「まず一個っ」
胸元につけられたキスマークと共に、
「ィヤッ……そ、創っ!」
「黙れっ。無理矢理犯すぞ」
交わしきれない予感……。
ムードの欠片もない創の囁きでわたしの初体験は始まった……。