好きでいること
ひきずったままの過去


美輝side~





夜遅く



真悟はゆっくり起き上がった



「真悟?どうしたの?」



真悟は振り返らずに話し始めた




「あいつはさー俺が帰るとすぐにドア開けて・・・寂しかったって言うんだ」


真悟はゆっくり立ち上がった





真悟のいうあいつはきっと優ちゃんのことだと思う




「俺に抱きついてくるんだ」



そう言って玄関に向かう真悟



「あっ  そうだ 美輝」


「何?」


真悟は靴をはいてドアノブに手をかけて言った




「ちょっと来ないでくれる?」



ドアを開ける真悟


そして閉める直前



「優のとこに行くから」









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