君に幸せあれ!
いつからか、リカ・モエ・大北・私の4人はいつも遊ぶようになっていた。

学校が終わると、学校から近く、溜まり場になっていた私の家に行き、夜になると繁華街が近いリカ・モエの家に行った。


私と大北の家は母子家庭、リカ・モエの家は父子家庭だった。


リカ・モエのお父さんはとても厳しい人だったため、お父さんがいるときは遊べなかった。それどころか、電話すらできなかった。


しかし、お父さんが仕事で夜勤のときには毎回遊んだ。


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