君に幸せあれ!
大北の嘘・其の二

『西田くんと付き合っている。』


ここで登場しますは、西田くん。

私の通っていた中学校は、近隣小学校3校が集まる。

私はA小学校、リカ・モエ・大北はB小学校、そして西田くんはC小学校。


まだ中学に入学して数ヶ月しかたっていないので、私も、リカも、モエも、西田くんとは話したこともなければ、あまり顔すらわからない。

そんな西田くんと大北は、いつの間に付き合っていたのだろう。
いつ、話をする機会があったのだろう。



そして西田くんは、大北の話により、私たちの中では「気持ち悪い奴」になった。
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