君に幸せあれ!
ある日のリカとモエとの電話で、久しぶりに遊ぼうと話した。


地元を離れ、誰も知り合いのいない場所に行き、知らない人だらけの学校に通うリカとモエは、さみしくてしかたなかった。


しかし、リカとモエにはやっぱりおっさんに対する恐怖心がある。

地元に帰ってくるのは、抵抗があると言っていた。

おっさんに会うことはもちろん、おっさんを知っている人間に会うことさえも恐れていた。



しかしリカとモエは、地元が大好きだった。
おっさんとのいやな思い出がある反面、いろいろな人との素晴らしい思い出がたくさんある。




私は、体を張ってリカとモエを守る約束をし、リカとモエは久しぶりに私の待つ地元に帰ってくることになった。
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