君に幸せあれ!
ひとしきり笑い終えた後、リカは大北にさっきの続きを話した。
「大北、とりあえずもう嘘つくのやめや。
私らが、何で大北に電話せぇへんかったのか、今日来ることもなんで言ってなかったのか、自分でわかるやろ?
友達、友達って言ってるのに、肝心なことを知らんなんて、そんなんでいいの?さみしくないか?
嘘ばっかり付いてたら、ほんまに誰も遊んでくれへんようになるで。」
大北は、泣いて反省した。
そして、
「人を傷つけたり、迷惑掛けたりするような嘘はつかない」
という、なぜか「しょうもない嘘をつく前提」での約束をさせた。
この後も大北は嘘をつき続けるが、笑えるものや、「はいはい」と聞き流せる程度の嘘しかつかなかった。
「大北、とりあえずもう嘘つくのやめや。
私らが、何で大北に電話せぇへんかったのか、今日来ることもなんで言ってなかったのか、自分でわかるやろ?
友達、友達って言ってるのに、肝心なことを知らんなんて、そんなんでいいの?さみしくないか?
嘘ばっかり付いてたら、ほんまに誰も遊んでくれへんようになるで。」
大北は、泣いて反省した。
そして、
「人を傷つけたり、迷惑掛けたりするような嘘はつかない」
という、なぜか「しょうもない嘘をつく前提」での約束をさせた。
この後も大北は嘘をつき続けるが、笑えるものや、「はいはい」と聞き流せる程度の嘘しかつかなかった。