鋼の心










『勘違いするな。
愛ゆえの行動ではない。
暇つぶしの玩具としての行動。
お前は…我を満足させる事だけを
頭に入れておけばいい。』




確かに彼は…そう言っていたのに…。





と、その時。

いきなり…視界を奪われた。


真っ暗になる視界に…
酷く早い鼓動の音。


そして…コーヒーの匂いがする。


(何…?)








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