鋼の心








「…何があった?ルシュア…」

そう静かに言うルシウス…。


ルシュアは一気に顔を歪め、
ルシウスに向かって発砲した。


ズガァァン!!


銃弾はルシウスの左肩に命中し…
ルシウスは顔を歪める…。


「ルシュアですって?私はディアナ。
セレナの女よ。気安く話し掛けないで。」

「なっ!!」

ルシュアの言葉に目を見開くルシウス。


最早…傷の痛みすら感じない。


「セレナの…女だと?」

そう驚いたように言うルシウス。


ルシュアはニッコリ微笑んだ。








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