鋼の心









次は銀の拳銃を手にしたルシュアは
また慣れた手つきで銃弾を見極め
拳銃に込めていく…。


そして…また引き鉄を引いた。


ズガーン!!


…今度は一度だけ…。
的の心臓部分に銃弾を放つと
満足そうにルシュアは微笑んだ。


「使いやすいわ。とても、軽い…。」


違う所にその拳銃を置くと
手裏剣を手にした。


細長い形の鋭い鉛の塊。


投げようと構えたルシュアの手を…
ビオが掴んだ。








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