危険な日々
…て!!イタズラってぇ!!


キスかよ!!


時間差でほっぺが熱くなる。


「ちょっ…んぐぐ」


悪魔男に反発しようと開いた口は、頬を掴む手の反対の手で塞がれた。


「朝っぱらから昨日みたいに騒がないでよ??」


あっ!!


ママ達に見せてたキラキラスマイル。


「今度騒いだら、塞ぐから。俺の口で。」


まさにニヤリって感じの悪魔スマイルを次にくらわされる。




私が呆然としてると悪魔男はドアの方まで軽い足取りで向かう。


「早くしないと遅刻だよ??」


さっ爽やか~。


何個笑顔持ってるのよ…


ガラスの仮面もびっくりよ…


「…多重人格男」
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