危険な日々
「彼氏も…そう誘ってるの??」


…??!


か、れし???


私は


悪魔の言葉の意味を理解できずに後退り続ける。


「……」


とうとう後ろ


壁だよ…


悪魔は私の両手を壁に押し付けるように手を着く。


私の逃げ場はもう残ってない…


「追い詰められるの、好きなの??」


意地悪スマイルでそのお言葉を…//


私の心臓はばっくんばっくん跳ね上がってたけれど


「バカ…っ…っ……」


反抗した唇は


例の如く悪魔の唇に塞がれた。


悪魔のまつげが頬に当たって


くすぐったい。


「……っ…////」


唇が離れ目を開くと悪魔の瞳に私が映る位近くに顔があった。


私は恥ずかしくなって顔を背ける。
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