危険な日々
あぁ…


後ろに男のコ??


たしか、○○高校の…


全然知らない男のコ…


…それ見て??


寂しそうな目してたの??


それに気付き、悪魔の瞳を見つめる。


なんだか


胸がキューンと締め付けられた…


「私、友達といたよ??男のコってたまたま後ろ並んでただけ…」


ちょっぴり嬉しくなってしまって


私は口元を緩ませてしまう。


悪魔は一瞬だけぽかんとした顔をするけど


即悪魔の顔に……


なぁんかイヤな予感が……


「じゃあ、心置きなく俺を誘ってるってわけね。」


そう言って


首元にキスを落とす。


「…ちょ…やっ」


「やめません。俺を笑った罰。」


ひーーーっっ!!


なんか可愛いとこ見つけたと思ったのにぃ


いっつも最後に笑うのは悪魔くん…

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