危険な日々
(兄妹以上にね)


耳元の囁きをプラスして…


「~~っっ」


「じゃ行ってくるから。」


私がパパの手前なにも言えずにいると、


私の肩を押して外に出た。


「いってらっしゃいぃぃ」


……背中からはパパの泣き声まじりのお見送りが響いてきた…


新家族のおかげで今日も濃ゆ~い朝だったわ…


私はまだ朝だってゆーのに疲労感を感じながら大きく息を吐いた。


「麗玻、置いていくよ??」


「あっはぁい」


悪魔は自転車を道路に出すと後ろに私を促す。


いつの間にやら悪魔の後ろの荷台が私の特等席。


あれ??


エロ悪魔は車運転できないのかな??


だいの大人が自転車とか…。
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