危険な日々
「エロ悪魔,今日はダッシュねっ」


私はそう言うと荷台に飛び乗る。


「そう言うなら自分が漕いでよね??ピンクパンツ」


「~~~っっ」


もーっ


毎朝毎朝っっ!!


せっかく、ありがとうの一言くらいかけようと思ったのにさっ


「…エロ悪魔のバカ…っぶ」


そう小さく呟いた瞬間私は鼻に痛みを感じ、鼻を押さえる。


「いたぁ…もぅ、なにす…」


振り向いた悪魔の人指し指で私は言葉を止められる。


「今、なんて??」


そういいながら優しくあたしの唇をなぞるけど


……うぅっ!!!


笑顔のウラに殺意のよーなものを感じるのは


気のせい…!!!?


「………ああああの、早くしなきゃ遅刻……」


私は上目遣いにエロ悪魔を見る。


「…ま、いいか」






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