【短編】俺たちの夏
翌日。


天気もよく気分も晴々していた。


「おはよっ!!あれ、拓也くん。いつも以上に余裕な表情ですが?」

諒が少しからかってきたが、俺はあまり気にしなかった。


「なんか負ける気がしねぇ。」

「おっ!!さすが拓也♪こんなとこで負けてられねぇよな!」

あまり緊張することも無く、試合に臨むことができた。



結果は4-0で勝利!!





次の試合も、その次の試合も、俺たちは勝ち進んだ。


延長戦に持ち込んだり、結構危ない場面もあったが、諒の冷静なリードとチームのみんなのおかげで何とか危機をまぬがれた。

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