【短編】俺たちの夏
story1
外は蝉が狂ったように鳴いている。
ただでさえ気温が高いのに、余計に暑苦しい。
まだ6月だと言うのに真夏のようだ。
キーンコーンカーンコーン♪
授業終了のチャイムが鳴る。今日の授業はこれで終わりだ。
チャイムが鳴り終わるのとほぼ同時に俺のところに走ってくる奴がいた。
「拓也!!早く部活いくぞ!!」
「分かった。すぐ行くよ。」
俺は野球部に所属している。ポジションはピッチャー。
そして俺とバッテリーを組んでいるのは、今俺の元に走ってきた諒だ。
俺たちは幼なじみと言うのもあって、気が合う。たぶん俺は、コイツとしかあまり話さないんじゃないかと思う。
ただでさえ気温が高いのに、余計に暑苦しい。
まだ6月だと言うのに真夏のようだ。
キーンコーンカーンコーン♪
授業終了のチャイムが鳴る。今日の授業はこれで終わりだ。
チャイムが鳴り終わるのとほぼ同時に俺のところに走ってくる奴がいた。
「拓也!!早く部活いくぞ!!」
「分かった。すぐ行くよ。」
俺は野球部に所属している。ポジションはピッチャー。
そして俺とバッテリーを組んでいるのは、今俺の元に走ってきた諒だ。
俺たちは幼なじみと言うのもあって、気が合う。たぶん俺は、コイツとしかあまり話さないんじゃないかと思う。