【短編】俺たちの夏

story2

俺が野球を始めたのは、小学1年からだ。


幼い頃から、甲子園やプロ野球を見ていた。俺はその頃から野球が大好きだった。

地元の野球クラブに入ったのが、小学1年だ。その時からポジションはピッチャーだった。
クラブの無い日も、公園で父とキャッチボールをしたりしていた。


ある日、近くの公園で壁に向かってボールを投げていると、誰かが近づいてくるのに気づいて、そっちの方に顔を向けた。
そこにいたのは、諒だった。

その日から、諒と野球をやるようになった。

諒は、野球をやったことがないにも関わらず、意外と上手かった。


それから諒は、俺のいたクラブに入ってきた。俺たちがバッテリーを組んだのはその頃からだ。

中学に上がっても、野球部に入りバッテリーを組んだ。


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