紙ヒコーキ
岬は、あの頃いつも、
教室の窓から紙ヒコーキを作って飛ばしていたよね。


私はいつも岬がどこへ、なにを思って飛ばしているのか知りたかった。

いつもかーちゃんと笑顔で私の名前を呼んだね。とても幸せでした。

私は今も、あなたを目指し、紙ヒコーキを飛ばしているよ。


あの頃は支えきれない
現実に私達はお互い支えていたね。

私は今でも岬が大好きだよ。
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