紙ヒコーキ

次の日の朝サーケーの前で高木君は待っていた。
「おい！おまえ遅いぞばか！」
「ごーめん。高木君！」と私は遅刻をした。
「ったく。べつに良いけどさぁー」
と高木君はすんなり許してくれた。
「昨日おまえサーケーで誰と喋ってたの？あれ彼氏？」
高木君はあつしと喋ってた所を見ていたみたい。「あぁ！あれあつし！
昨日偶然あったの。」
「あぁ！あれあつしかぁ～でら、真剣な顔してたけど？笑」
高木君は現場をみていたみたい。
「まぁ喋ってたの。相談って言うやつ？」
「おまえは悩み事とかあんのかよ笑」
悩み事って言うか私の中では一つの障害だわね。
「まぁ一応。」
「その悩み事って言う奴はなんなんだよ？」
高木君に言ったら引かれそうで言うのが恐い。

「まぁいろいろ。」
と軽く流しといた。
「あつしには言って俺には言えんのかよ～」
と高木君はだだをこねはじめた。