紙ヒコーキ
「いつか高木君にも話すよ。高木君はないの?そーゆうのは。」
と私は高木君に言ってみた。
すると高木君は寂しそうな表情をした。
高木君?
「高木君?」
「あぁ俺?べつにないし~」と高木君は軽く笑いながら言った。
ミチルさん?
この人に関係があるの?
と思っていると学校についた。

私は高木君と別れ、
ななの教室に行った。

「栞菜~!なんで高木君と一緒に来てんの~?
付き合ってんの?」
とななは興味深々な顔で言ってくる。
「なわけないやん。たまたま方向一緒だから一緒に来たの。」
「へ~え。どうだか!」とななは嫌味たらしく言って来た。

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